突然ですが、みなさんは偽札を見たことはありますか?
「見たことある!」という方もいれば「見たことあるわけないじゃん。」という方もいると思います。
ここまでの捉え方は別に様々でも構いません。問題となるのはここからです。
見たことあるわけないじゃん。
と思ったあなた。もし、日常的に見ているお札が偽札だったらどう感じますか?
もしかしたら「見たことがない」のではなく、「気付いていない」だけなのかもしれません…。
増加し続ける現金プレゼント企画
実は今現在、SNS上では毎日のように現金プレゼント企画が開催されています。
Twitterから始まり、FacebookやInstagramなど、あなたの知らない間にSNS上ではこのようなことが起きているんです。
私が多く見かけるのはTwitterを利用した現金プレゼント企画。拡散力が非常に強く、不特定多数の人が気軽に見られることから、このようなプレゼント企画では多く利用されています。
事実、私自身もTwitter上でプレゼント企画を発信している企画者の内の一人です。
現金プレゼント企画は開催したことはありませんが、ギフト券や電子マネー、商品券やゲーム機など、ポイントサイト副業に関わる宣伝活動の一環としてプレゼント企画を開催しています。
現金プレゼント企画と偽札って何が関係あるの?
普段からプレゼント企画に参加されている方は薄々気付いているとは思いますが、現金プレゼント企画って頻繁に偽札が用いられているんです。
パッと一目で判断できるものもあれば、よく見てみないと分からないものまで、悪質な企画者は上手いように私達の目を騙してきます。
「偽札!」と判断する線引きが正直私には分かりませんが、その方法は様々です。
というわけでその偽札を見分ける方法を伝授する前に、まずは現金プレゼント企画を開催している企画者の隠された意図についてお話したいと思います。
現金プレゼント企画を開催する企画者の意図
なぜ多くの企画者は現金プレゼント企画を開催するのか、その目的は大きく分けて2つあります。
1つ目は、集客目的。2つ目は、詐欺目的。
集客目的の終着点は詐欺目的に繋がるかもしれませんが、この説明では別の話として考えてください。それでは順番にご説明します。
集客目的
現金プレゼント企画の投稿内容または参加条件として「LINE@の追加」や「サイトへのアクセス」が伺える文章があれば、それは集客目的だと疑ってください。
また、このように直接的ではなく、プロフィール欄または過去の投稿にて似たような内容があれば同じです。
その多くは投資関係の内容に繋がるかと思います。
株やFX・BO(バイナリーオプション)や仮想通貨など、その資金を投じた現金プレゼント企画と謳っている可能性もあります。
もしこの中で1つでも当てはまっている内容があれば、それは悪質な現金プレゼント企画です。
企画者は最初から集客を目的として現金プレゼント企画を開催しており、最終的には投資関係の話に繋げてきます。
投資関係ではなくても、必ずといって金銭面に関わる内容でしょう。
以前にもお話しましたが、このような企画者のほとんどは情報商材やツール販売を主としている人達がほとんどです。
現金プレゼント企画を利用して集客した挙句、投資話に勧誘、そして商材料金(ツール販売代)として数万円を巻き上げる。
現金プレゼント企画を開催している企画者の特徴として、他人に自分を大きく見せる傾向があります。
常日頃からお金や高級時計をチラつかした写真をアップしていれば、誰もがその人に憧れを持ちますよね。
私もこの人みたいにお金持ちになりたい。
私もこの人に頼って投資を始めてみよっかな。
など、現金プレゼント企画とは全く関係のない別の感情が湧いてしまいます。悪質な企画者はこの浮ついた気持ちを利用しようとするのです。
このような感情になるのはごく一部の人かもしれませんが、たった1つの投稿で数千~数万人の集客が見込めるとなれば、そのごく一部はとんでもない数に達します。
最終的には騙されて泣き寝入りということにもなり兼ねないので十分に注意しましょう。
詐欺目的
まず現金プレゼント企画を見て疑ってほしいのは、どのようにその現金を渡すのかということ。
手渡しあるいは銀行振込なのか、以前の記事でもお話しましたが、多額の現金を他人に渡すとなれば贈与税以外にもあらゆる法的な話が関わってきます。
手渡しだった場合は、住所や顔などの身元特定可能な個人情報がバレる。銀行振込だった場合は、口座名義や口座番号が不正に悪用される。色々な可能性を考えればキリがありません。
数千円ならまだしも、数万円や数十万円となれば現実的にも難しい話になってきます。
冷静に考えればおかしな話だと気付く方もいるとは思いますが、「目が眩む」という言葉もある通り、人間はちょっとした期待に胸を寄せてしまいますよね。私だってそうです。
決して参加者が悪いと言っているわけではありません。もちろん、悪いのは全て企画者側にあります。
しかし、参加者側も一度冷静に考えなければ大きなトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるということも覚えていてください。
もし、多額の現金を法的な話を通さず受け取ってしまえば、あなたが犯罪者になるかもしれません。
ましてや、その現金プレゼント企画が全くの嘘で、締め切りまでの間に企画とは全く関係のない勧誘を受けてお金を騙し取られるかもしれません。
私は今までにそのような相談をいくつも受けたことがあります。
「現金プレゼント企画」と題したたった1つの投稿で、あなたの人生が狂うかもしれません。
ネットを含め、SNS上は顔も知らない赤の他人と交流できる場にあります。一度「疑い」というフィルターを通して物事を考えることを強くおすすめします。
現金プレゼント企画の偽札を見分ける3つの方法
現金プレゼント企画の偽札を見分ける方法は大きく分けて3つ。
言い方は少し悪いですが、悪質な企画者ほど情報弱者(参加者)を本気で騙そうとしてきます。
先ほども説明したように、現金プレゼント企画を開催する企画者の最終目的は参加者から搾り取った利益。
この利益が欲しいだけの為に現金プレゼント企画を開催していると言っても間違いではないでしょう。
だって、目的などなければそれほど高額なプレゼント企画を開催する必要はありませんよね。
というわけで早速、偽札を見分ける3つの方法を詳しくご紹介したいと思います。
厚みまたは高さ
現金プレゼント企画に用いられている画像で一番注目して欲しいことは札束に帯が付いているかどうか。
散らばったように見せているのであれば偽札の可能性は低いと言えますが、上記の画像のように積み上げているのであれば偽札の可能性は高いと言えます。
この現金の見せ方の違いで分かってくるのが、全てが新券(偽札の逆)ではないということ。
ネットショップやディスカウントショップで販売しているダミー札束を利用すれば、一番上と一番下の偽札を新券に替えるだけで、まるで1つの札束のように見えます。
悪質な企画者はこれを巧みに利用するのです。
確かに一見すると1つの札束のように見えますが、本当の正体は少し小細工されただけのパーティーグッズ。
見方を変えれば、あなたは単なるパーティーグッズを見て心躍らされているというわけです。
100万円以上の現金を銀行で下したことがある方は分かるとは思いますが、帯付きの札束を全て新札で受け取ることはかなり難しいと言えます。
もし、全て新札で受け取りたいのであれば事前に連絡する必要がある上に、大きな店舗を見つけなければいけません。また、取引枚数に応じて手数料を払う必要もあります。
ここまで計算済みの企画者であれば話は別ですが…。
とにかく、札束の厚みまたは高さを確認して違和感を感じたら、その現金プレゼント企画に参加するのは控えましょう。
画像加工または印刷のずれ
例えば、先ほどの画像に軽く黒のフィルターをかけてみるとどうなるでしょう。
偽札として利用されているものが単なる一万円札と同じ大きさに切られているコピー用紙でも現金プレゼント企画は成立しています。
なぜなら、このように画像加工さえ施せばどうにでもなるから。
一万円札は淡いクリーム色、コピー用紙は真っ白、でも黒のフィルターをかけてしまえばどんな色でも同じ色に統一されてしまいます。
これならただ束ねているだけのコピー用紙でも一番上の1枚だけを新券に替えてしまえば、大量の一万円札と錯覚してしまいますよね。
一度、現金プレゼント企画に用いられている画像を拡大して見てください。どこか引っかかる点が必ずあると思います。
普通の一万円札だったらここまで印刷が伸びているはずなのに、なんでここには色が付いていないんだろう…。
この札とこの札の紙幣番号が全く一緒なのはなんでだろう…。
正直言って、画像加工の初歩的な知識さえあれば誰でも簡単に偽造画像なんて作れてしまいます。これは、以前私が記事でも証明しました。
この違いに気付けるかどうかが、SNS上で騙される人と騙されない人の大きな分かれ目となるでしょう。
撮影の角度
現金以外のプレゼント企画にもよく用いられるのが、この撮影の角度を利用した古典的な方法。
あえて真上や斜めから撮影することによって、視覚的な判断を鈍らそうという作戦です。
実際に上記の画像も100枚から70枚に減らした上で撮影しています。
小細工や画像加工を必要とせず、企画者側としては一番簡単な手口ではありますが、参加者側としては一番見分けるのが難しい手口です。
正直言って、これについては感覚で判断する他に適した方法はありません。
一見簡単そうに見えるものこそ、思ったより難しい。みなさんも一度は経験したことがあると思います。
この人間の盲点を突いた現金プレゼント企画もSNS上には数多く存在しているということを覚えていてください。
現金プレゼント企画への参加は全て自己責任
現金プレゼント企画って法律に違反しているの??
と聞かれた場合、「法律に違反している」とは少し答え難いと言えます。
ここまでご覧いただければ分かるように、現金プレゼント企画への参加は全て自己責任。参加するかしないかの権利は、あなたの判断に委ねられます。
現金プレゼント企画繋がりで、悪質な情報とは知らずに多額のお金を騙し取られた場合は、また別の話となってきます。
つまり、現金プレゼント企画の開催自体には違反性はないのです。
だからと言って、現金プレゼント企画を利用して人を騙すことは絶対にあってはならないことです。
どっちに転んだとしても、お金の受け渡しに関わる契約書や多額の税金を払う必要がある(贈与税など)ため、現金プレゼント企画に参加しない方が身のためでしょう。
とにかく、知識なくして現金プレゼント企画に参加するのは非常に大きなリスクが伴います。
逆に知識がある人であれば、このようにあからさまに開催されている現金プレゼント企画など最初から参加しないはずです。
運試しや宝くじ感覚で参加するのは自分の勝手ではありますが、そのプレゼント企画が現実味を帯びているのか、自分以外にも迷惑がかかることはないのか、一度冷静に考えてみることが大事になります。
今後もSNSを利用した悪質な詐欺は増え続けるばかりです。その中で自分が騙されないようにするためにはどう行動するのか、自分のことを守るのは自分しかいません。
もし、周りに以前の自分と同じような人がいれば積極的に助けてあげましょう。
その助け合いの力が今後このような悪質な詐欺を減らしていく第一歩に繋がるかもしれません。
自分の力で稼げる副業を探そう
現金プレゼント企画に参加している多くの方は、その目の前にある大金目的かと思います。
確かに、目の前にチャンスが転がっていれば誰もが飛びつきたくなるものです。私も少し前までは同じ気持ちでした。
でも、そんなにお金が欲しいのであれば自分の力で稼げる副業を探したほうが、圧倒的に効率が良いと思いませんか?
小学生から始めることができるポイントサイト副業
副業の種類が多すぎて、どの副業を始めればいいのか分からない…。
確かに副業とは言っても、ネット上から始められるものもあれば、外からの仕入れが必要となるものまで、その種類やジャンルは様々です。
投資系の副業ともなれば、初期費用が必要であったり、口座開設が必要であったりなど、未成年ではなかなか手が出しにくい問題が発生してきます。
しかし、私がおすすめするポイントサイト副業は、全ての段階においてお金が掛かることは一切ありません。登録から退会まで完全無料で利用することができます。
更に、ポイントサイト副業は他の副業と違い、企業によって個人情報が守られるため、利用するにあたっての年齢制限が設けられていません。
「誰が登録しても安心安全に利用できる」これが、小学生から始めることができる副業として業界から一目置かれている理由の一つです。
安心と安全が保障された環境で副業を始めることができるので、「親にバレずに副業を始めたい」という方に非常におすすめです。
ポイントサイト副業を始めるならポイントタウン
私がおすすめするポイントサイトは『ポイントタウン』です。
私は今まで30を超えるポイントサイトを登録・利用してきましたが、未だにポイントタウンを超えるサイトは現れていません。
徹底した安全性・ポイントの貯めやすさ・リアルタイム交換機能、どれを取ってもポイントタウンは業界トップクラスを誇ります。
案件やコンテンツに関しても毎日のように更新されているので、初心者でも毎月数千円~数万円の収入が見込めることでしょう。
事実として、私は数年前にこのポイントタウンを見つけてからというもの、毎月5万円前後の収入を安定して得ることに成功しています。この証拠としては下記の記事をご覧ください。
現金プレゼント企画のような大金を一気に稼ぐことはできませんが、ポイントタウンを継続的に利用していればコ確実にお金は貯まっていきます。
夢のような話に頼らず、まずは手の届く範囲で副業を始めてみてはいかがでしょうか?